せっかく日本での在留資格を取得したとしても、何も手続きをせずに日本から出国すると、原則としてその在留資格は無効となってしまいます。そこで、日本を出国する前に「再入国許可」を申請しておくと、与えられた期限内であれば再びビザを申請する必要も無く、日本への再入国時にも以前と同じ在留資格で入国することができます。日本に居住する外国人が一時的に本国に帰国する場合や、業務上の理由で海外に出国する場合には、出発前に再入国許可を申請しておく必要があります。

再入国許可には「数次有効」と「1回限り」の2種類があります。数次有効は定められた期限内であれば何回でも出入国が可能です。

なお、平成21年改正法施行により「みなし再入国許可制度」が導入されました。有効な旅券及び在留カードを所持する外国人が、出国後1年以内(注)に再入国する意思があるときは、その旨を出国時入国審査官に伝えれば再入国許可を受ける必要が無くなりました。ただし「みなし再入国許可」により出国した人は、その有効期限を海外で延長することはできません。出国後1年以内(注)に再入国しないと在留資格が失われることになるので、注意が必要です。

(注)在留期限が出国後1年未満の場合は、その在留期限までに再入国する必要があります。