退去強制とは

みなさんこんにちは。

前回はオーバーステイの外国人が取るべき行動についてお話しました。

今回は、オーバーステイの人が自らの意思によらずに退去強制となるケースについてお話します。

自らの意思によらずに退去強制になるということは、警察に逮捕される場合と、入管の摘発を受ける場合があります。警察に逮捕される例としては、以下のような状況が多くみられるようです。

・職務質問(警察が犯罪に関係あると思われる者に対して質問をすること)

・夜間、無灯で自転車に乗っていて、警察官に呼び止められる

・交通取り締まりが行われているとき、たまたま運転していた

・入管の取り締まり強化月間に当たる月に、外国人の多いところが摘発を受ける

オーバーステイは入管法違反に該当し、逮捕されてから10日程度で不起訴とされて入管に引き渡される場合もありますが、一定期間以上のオーバーステイは起訴される場合があります。起訴された場合は裁判となりますので、判決が出るまで通常約2週間、拘置所または警察署で拘置された後入管に移管されて、強制送還となります。単なるオーバーステイの場合は、起訴されても執行猶予(3年間)となります。罰金刑を科される場合、以前の法律では、上限が30万円でしたが、2004年12月2日以後は最高300万円となりました。罰金を払うお金が無いときは、罰金を納めたとみなされるまで働かされることになります。1日当たり、5,000円と計算されることが多いようです。

執行猶予付き判決だけの場合、罰金刑を科されたが罰金を払った場合、または罰金の代わりに一定期間働き終わった場合、帰国することになります。

逮捕から帰国まで、人によって数カ月間身柄拘束のままとなります。帰国費用は、本人が負担しなければなりません。収容施設の外でオープンチケットを購入して差し入れてくれる協力者がいれば、そのようにしてもらうといいでしょう。

入管に摘発された場合は、最初から入管に拘束され、退去強制処分を受けて帰国することになります。早い場合は1週間から10日程度の収容で強制送還となる例もあるようです。

長くなりましたので、その後の流れはまた次回お話します。

 

 

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